海外では、ミノキシジル製剤が医療用も含めて2%~5%販売されています。
また、一般用でも5%程度配合のミノキシジル製剤は
アメリカやイギリスをはじめ22カ国等で承認がされております。
愛用者からすれば、1%配合のものより5%配合のものを使いたい。
と思うのは当然の心理と思います。
そのような要望の中で大正製薬からリアップx5が販売されたものと思われます。
ミノキシジル5%配合のリアップx5をアメリカのロゲインと比較してみますと、
ロゲイン等の海外の5%配合製剤品の溶剤は、我が国の1%配合製剤リアップと同様に、
プロピレングリコールとエタノールを使用していますが、
今回販売されたリアップx5は、刺激性にポイントを置き
ブチレングルコールとエタノールを使用しています。
経皮吸収性は、リアップx5の臨床試験等から海外のミノキシジル5%配合製剤品より低いと推測されます(厚生労働省資料より)。
大正製薬のねらいとしては、ミノキシジル5%配合のリアップx5を販売すれば、
安心感で勝る国内企業製品なので、大ヒットするであろうとの思惑が見え隠れします。
しかし、従来のリアップも存続させたいようなので、価格で差をつけたようです。
以上のことを勘案すればジェネリック医薬品の使用はメリットがあるのではないでしょうか。
参考資料
プロピレングリコール使用商品
のどぬーるスプレー、キレイキレイ うがい薬 フルーツミント ピーチ味等
ブチレングルコール使用商品
わかもと製薬 アバンビーズダンブランシュ ハーブミント味等
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